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40代後半以降の女性が仕事を辞めたら…不安から1歩前に進むきっかけ

これからどうしようか…

 

収入源も健康も気力もない状態です。

 

それでも、先の事を考えると不安はあるものの、長い事苦しんできた劣悪な職場からは解放されました。

 

もうあの嫌味も聞かなくてすむ。

毎日の無視や聞こえるような悪口、意味不明の上から目線…。

 

何よりそういう人たち特有の、醜い表情。

 

もう二度と関わらずにすむんだ。

 

どういうわけか翌日には少し元気を取り戻していました。

 

普通に考えれば私のこの時の状況は「崖っぷち」

あらたな別の問題は山積みで、のんきに「元気を取り戻している」場合ではないはずなのです。

 

にも関わらず辞めた翌日には、どう転ぶにしろとにかく何かが新しくなるのだ…という前向きな気持ちになっていました。

 

新しいスタートを切る時も、行き詰った時も掃除が一番

 

掃除好きの姉が、3日計画の大掛かりな掃除計画を立ててくれました。

 

新しいスタートと今までの悪縁を洗い流すような、かなり気合の入った掃除にさっそく取りかかりました。

 

掃除はとてもいいです。

部屋だけでなく、頭の中もクリアーになります。

 

なんか何もかもうまくいきそう!

私は大丈夫!

…だんだん気持ちが明るくなってきます。

 

暗い話や愚痴を言ってる暇もなく、とにかく掃除に集中しているので余計なマイナス状態を作り出す事もありません。

 

なんとなく明るい気分のまま時間が過ぎていきました。

 

その花は花瓶に入れて、私の机に飾ればいい!

 

「これは、こんなところに置いておいていいの?」

 

姉に聞かれるまで思い出しもしませんでした。

 

最終日の夜に、以前勤めていた会社の上司と同僚が、ありがたいことに「お疲れ様会」をやってくれたのです。

 

12時近くに自宅に戻った際、玄関にぞんざいに放り投げて放置していた職場からの「花束」です。

 

それを見た瞬間、また重苦しい嫌な気分がよみがえってきました。

 

最後の最後まで心無い仕打ちを受けた職場です。

 

よく恥ずかし気もなく「お疲れ様でした」なんて言える!

よく花なんて送れる!

私は「ありがとう」と言わなければならないのか?

いっそのこと花瓶に入れて机に飾られた方が、よほどすがすがしい…!

 

「それ、いらないから置いといていいよ!」

 

吐き捨てるような口調になってしまっていたと思います。

 

姉は私を非難するでもなく、正しそうな説教をするわけでもなく

 

「ねぇ、見てごらんよ、可愛い花だよ、ピンクの」

 

私は花を見ました。

 

花には、何の罪もないのに…

 

ただ人を楽しませるために、

キレイだと言って喜んでもらうために、

私を幸せにするためにそこに在るのに。

 

私はコンプレックスから、ずっと「美しいこと」にこだわって生きてきました。

 

30年以上も美容やダイエットに取り組んできました。

 

そして今、同世代の心無い嫌がらせに触れてきて

若さで勝負出来ない40代後半以降は、内面の美しさがなければ「美しい人」にはゼッタイになれない!

と、断言できます。

 

その自分が、花に対してした事は、彼女たちと同レベルの心無い醜い行為です。

 

何が美しい人だ!

何がアンチエイジングだ!

死んじまえ!!

 

 

…その後、しばらく実家でのんびりすることにしていたので、私は花が枯れないよう実家に持っていく事にしました。

 

幸いなことに、花は水に挿すと元気になってくれたのです。

 

そして私が実家にいる間中、キレイに咲いてくれました。

その時の花束です。

 

40代50代…いくつからでも挑戦できる世界へ

 

私がした事は、心無いパートさん達がした事と同じです。

自分で出来る精一杯の事をしてくれている花にたいして、心無い仕打ちをしたのです。

 

思い出すたび、本当にごめんなさいという気持ちと、

それでも最後までキレイに咲いてくれてありがとうという気持ちになります。

 

変わらなきゃ

 

と思いました。

 

二度と、あんな心無い事が出来る人間になりたくない。

 

自分が最もなりたくない人間にならないために…

この先「負け犬」のまま不幸せにならないために…

 

その思いがきっかけで、インターネットビジネスについて真剣に調べ始めました。

 

 

この先、色々な事に挑戦していくにあたって、自暴自棄になったり、不安になったり、腹を立てたり、ネガティブな方向に引っ張られた事もありました。

 

本当にこれで間違ってないのか?

こんなやり方で本当にうまくいくのか?

 

それでも試行錯誤しながら、1歩1歩進むしかなかったのです。

 

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